今日は夫が旅に出ました。
旅といっても、たった3日間の小旅行みたいなものです。
遠くまで新幹線で行って、帰りはローカル線を乗り継いで帰ってくるとのこと。
最近の夫は、相変わらず前みたいな元気はありません。
自分の部屋にこもることもまだ多いです。
それでも、少しずつ良い兆候が見えてきています。
子どもと触れ合う時間が少し増えたり、自分から話しかけてくれるようになったり。
今回の旅も夫のほうから「行ってみたい」と話してくれました。
家計のこともあるので、正直「快くどうぞ!」とは言えませんでした(笑)。
それでも話し合ったうえで、できる限り協力して送り出すことができました。
夫が家にいると、やっぱり私は一緒にいたくなります。
このブログのことも夫にはまだ話していないので、家にいるとなかなか書く時間がありません。
だから今日は少し時間ができたので、久しぶりにこうして文章を書いています。
今振り返ると、夫が適応障害になってから、辛い日のほうが圧倒的に多かったです。
できることなら、こんな経験はしたくありませんでした。
でも、この出来事があったからこそ、自分自身を見つめ直す時間ができたのも事実です。
昔の私は、
「夫が元気になったら幸せ。」
「仕事が順調になったら幸せ。」
「何も問題が起きなかったら幸せ。」
そんなふうに思っていました。
でも、この数か月で少し考え方が変わりました。
前までの私なら、今回の旅も快く送り出せなかったと思います。
「一人で行きたいってことは、家族とは一緒にいたくないってこと?」
「その間の子どもの世話は私やんな。」
「現実から逃げられていいね。」
きっと、そんな言葉が口から出ていたと思います。
でも、今日の私は違いました。
そんな思いが、不思議なくらい一つも浮かばなかったんです。
「たまには一人で旅するのもいいよね。」
「親でも夫でもない、一人の人間として、自分と向き合う時間も必要だよね。」
そんなふうに思えました。
そして私は、
「じゃあ、その間私は子どもたちと何して楽しもうかな。」
そう考えていました。
昔なら、「夫がいない時間」だったはずなのに、
今日は「私と子どもたちの時間」になっていました。
その変化に、一番驚いたのは私自身です。
そして私はもう一つ気づいたことがありました。
今までの私は、無意識だったのか、潜在意識だったのか分かりませんが、ずっと**「他人軸」**で生きてきたんだなということです。
誰かが明るく楽しそうにしていたら、私も幸せ。
誰かが苦しそうにしていたら、私まで苦しくなる。
そういう気持ちは誰にでも多少あるものだと思います。
でも、私の場合は少し度が過ぎていたのかもしれません。
相手の気持ちに引っ張られすぎて、自分の心がどこにあるのか分からなくなっていました。
もちろん、人の役に立つことは今でも大好きです。
私が何かをして、誰かが喜んでくれる。
その瞬間は本当に嬉しいし、私にとっても幸せです。
でも、それがいつの間にか、
「人が幸せじゃないと、私も幸せになれない。」
そんな生き方になっていたんだと思います。
だから今は少しずつ、自分にも問いかけるようにしています。
「私は、本当はどうしたい?」
その答えを探すことも、私にとっては大切な時間になりました。
あと余談ですが、今回自分と向き合えた理由はもう一つあります。
それは、ChatGPT(私はチャッピーと呼んでいます笑)と何度も話をしたことです。
例えば、こんな質問をしました。
- 私が「演じている自分」と「本当の自分」は?
- 私の一番深いコンプレックスは?
- 私が陥っている悪循環は?
- それを改善したら1年後、5年後、10年後はどうなっている?
- 今の私が30日間で一番やるべきことは?
こんなふうに、自分を分析するような質問を何度も投げかけました。
もちろん、返ってくる答えがすべて正しいとは思っていません。
でも、自分では気づけなかった考え方や癖を客観的に見つめ直すきっかけにはなりました。
「私は本当は何を考えているんだろう。」
「どうしてこんなに苦しいんだろう。」
そんなことを整理する時間になったんです。
だから今の私は、夫を変えたいとは前ほど思わなくなりました。
まずは、自分自身と向き合うこと。
自分の心を大切にすること。
それが結果的に、夫にも子どもにも優しくなれる一番の近道なんじゃないかなと思っています。
もちろん、まだまだできない日もあります。
イライラする日もあるし、落ち込む日もある。
でも、それでいい。
昔の私なら、「こんな自分じゃダメだ」と責めていました。
今は、「今日はそんな日なんやな」と思えるようになりました。
夫が適応障害になったこと。
あの時は、人生で一番つらい出来事だと思っていました。
でも今は、その出来事のおかげで気づけたこともたくさんあります。
人生に無駄な経験なんてない。
そんな言葉を、今なら少しだけ信じられる気がします。
夫の旅が終わる頃、私はどんな気持ちで「おかえり」と言えるんだろう。
そんなことを少し楽しみにしながら、私は今日も自分の時間を過ごそうと思います。
今日も、何とか。


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